はじめに
最近、電気代やガソリン代がどんどん上がってきていますよね。正直、毎月の請求を見るたびにため息が出るのが本音です。そんな中で「エネルギー自給率100%を達成できたら、どれだけ安心できるだろう」と考えたことはありませんか?
私もその一人です。実はすでに、太陽光発電システム(京セラ製4.4kW)とEV(ATTO3、バッテリー容量58.56kWh)を導入済みで、これからV2Hを導入しようと考えています。エネルギー自立を目指して、少しずつ準備を整えている段階です。
今回は、私自身がエネルギー自給率100%を目指すために調べたことや考えたことを、リアルな視点でまとめてみました。エネルギーの自立を本気で考えている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
エネルギー自給率100%は理論上可能か?
まず、エネルギー自給率100%を達成するためには、家庭で使う電力をすべて自分でまかなう必要があります。一般家庭の年間消費電力はおおよそ4000〜6000kWhです。一方で、私が導入している京セラ製4.4kWの太陽光発電システムでは、年間で約4000〜5000kWh発電できるとされています。
数字だけを見ると、「意外といけるんじゃない?」と思いがちですが、現実はそう甘くありません。理由は、発電量と消費量のバランスがうまく取れないからです。
発電と消費のタイミングのズレ
太陽光発電は、晴れた昼間にしか発電しません。一方で、私たちが電気を多く使うのは朝や夕方、特に夜間が多いですよね。ここがエネルギー自給の一番の壁になります。
V2Hや蓄電池がない状態では、昼間の余剰電力をうまく活用できず、夜間には外部から電力を買うことになります。これでは「自給率100%」には届きません。
EVのバッテリーを活用すれば可能性が見える
ここで頼りになるのが、EV(ATTO3)のバッテリーです。バッテリー容量58.56kWhという大容量を持つため、V2Hを導入すれば、昼間に発電した電力をEVに貯めて、夜間にその電力を使うことができます。
理論上は、これでエネルギー自給率100%を達成する道が見えてきますが、実際にはもう少し工夫が必要です。
エネルギー自給率100%を達成している事例
実は、エネルギー自給率100%を達成している家庭も、世界には少なからず存在します。
例えば、ドイツやオーストラリアでは、太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、家庭の電力をすべて自給している事例があります。特にオーストラリアでは、広大な土地を利用した太陽光発電とバッテリーシステムの組み合わせが多く、エネルギー的に自立している農家も多いです。
また、日本でもV2Hを活用し、EVを家庭電力として使いながらエネルギー自給を達成しているケースが増えてきています。
こういった事例を知ると、「自分にもできるかも」と少し勇気が出てきますよね。私も、これを目指して少しずつ取り組んでいこうと思っています。
私が考えるエネルギー自給率100%への道筋
V2Hを活用する
V2Hは、EVのバッテリーを家庭用電力として使えるようにする仕組みです。私の場合、ATTO3のバッテリー容量が58.56kWhあるため、フル充電すれば2〜3日分の家庭電力をまかなえます。
導入費用がネックではありますが、電気代高騰を考慮すると、長期的には十分メリットがあると感じています。
蓄電池も検討する
V2Hがあっても、外出中に充電が減っていると家で使えないことがあります。そこで、家庭用蓄電池も併用することで、電力を確保できる体制を作りたいと考えています。特に、夜間の電力使用をカバーするために、10kWh程度の容量があると安心です。
発電量を最大化する工夫
- パネルの清掃を定期的に行う:汚れが付着すると発電効率が低下します。
- 発電モニタリングで状況を把握:発電量と消費量を日々確認し、無駄な電力消費を抑えます。
- 電力消費ピークを避ける:昼間に家電を使い、夜間の電力消費を減らす工夫を意識します。
現実的な課題
エネルギー自給率100%を目指すには、やはり現実的な課題も多くあります。
- 天候リスク:曇りや雨が続くと発電量が激減します。
- 電力消費量の管理:特に冬場の暖房需要が増えると、自給が難しくなります。
- 初期投資のコスト:V2Hや蓄電池の導入費用が高額です。
- 運用の手間:バッテリー管理や発電量モニタリングが必要です。
まとめ
私にとって、エネルギー自給率100%を目指すことは「ガソリンや電気代に振り回されない生活」を手に入れるための挑戦です。太陽光発電とEVがそろっている今、次にV2Hを導入することで、さらに自立したエネルギー生活に近づけると感じています。
もちろん、現実にはハードルも多いですが、それでも「自分でエネルギーを作って生活する」という夢を叶えたい。そのために、少しずつ工夫と改善を重ねて、いつか本当に100%を実現したいと思います。
エネルギー自給率100%を本気で目指している方、一緒に頑張っていきましょう!
ちなみに今、V2H導入を本気で検討中です!
V2H・蓄電池の営業マンの話を聞いてみた記事を公開しています
私と同じように検討している方の参考になれば幸いです。よかったらどうぞ!↓↓
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